Coulson Group of Companiesの歴史は1930年代以降のブリティッシュコロンビア州における木材産業の歴史そのものです。1934年から林業に身を投じ、The Coulson Group of Companiesを小さい木材請負業者からこの産業を先導するリーダーへと進化させた初代社長クリフ・コールソン。現在はクリフの息子、ウェイン・コールソンがこの産業にとって「より良い進路」を開拓する事に重きを置き、21世紀を迎えました。次世代へ繋げる為、持続可能な森林再生と択伐がコールソン・グループにとっての最優先課題です。
コールソン・グループの中で最も歴史が長い会社、Coulson Forest Products Ltd.は1960年にクリフ・コールソンによって設立され、その後次々と誕生するグループの子会社の親会社としてコールソン家により所有・運営されてきました。会社発足の地でもある地元のコミュニティを大切にする事を社訓にし、力を注いできました。Toquart地域で初めて森林利権を取得しました。
二つ目の森林利権を1984年に取得すると同時に、原住民のEhattesaht族とのジョイントベンチャーでHecate Logging Ltd.を設立。Hectate Logging Ltd.は、ブリティッシュコロンビア州で初めて先住民と渡来人の林業のベンチャー企業として成功を収めた歴史に残る会社です。その成功に基づき、Hectate Logging Ltd.の森林利権はEhattesaht族の人々に返還されました。
1997年にCoulson Forest Productsと先住民のToquaht族(BC州Ucluelet)と提携を組み、E-cha-peh Forest Resources Ltd.を結成。先住民とのこのジョイントベンチャー の結成の結果、E-cha-peh Forest Resources Ltdは2000年にコミュニティ森林利権 (Community Forest License)の50%を授与されました。このベンチャー企業の成功はコミュニティを基盤とする林業で、先住民参加型の新しい戦略の可能性を見出す飛躍的な第一歩となりました。
更に2007年には、Coulson Forest Productsはこの豊富な経験を活かし、Clayoquot海峡周辺に住む五つの先住民族を代表する、Central Region Chiefsと提携を組みました。共に所有する林業地利権54の49%を獲得するなど、前例のない協定を結んでいます。
Coulson Aircrane Ltd. は1985年に設立した航空会社です。現在ではSikorsky S-61ヘリコプター五機と Bell Jet Rangers2機を所有・運営し、S61一機に対する利用率(一機に対して2500時間)では競合他社を凌ぐ、S61機種で北米最大の商業航空会社に成長を遂げました。2007年はCoulson航空会社にとって節目になる年でした。Sikorsky S-61ヘリコプター5機のうち、4機は乗客用に構成され、沖合いから原油や天然ガスの輸送(アゼルバイジャン)やミサイルの回収、洋上拠点への人員搬送、貨物輸送(ハワイ米海軍)、バンクーバー・ビクトリア間のコミューター空輸、オーストラリアでの消防隊員の輸送や火災沈静の為の消火液散布など多岐にわたる活動を行っています。
Coulson Aircrane Ltd.は2007年に消火用航空機で世界的に名高いMartin Mars Flying Tankersを買収し、新たにCoulson Flying Tankers事業部門を設立。Martin Mars Flying Tankersは1944年から米海軍のもとで活躍した後、8万時間の使用時間を経て1950年代半ばに隊務から撤退。その活動の歴史の中には第2次世界大戦の時、ハワイの真珠湾海軍基地とサンフランシスコを結ぶ貨物・乗客輸送機5機のうちの2機としても活躍を果たしました。現在このCoulson Flying Tanker2機は7200USガロン(約2700L)の水を運ぶ、世界で最も大きい消火用航空機として活動を続けています。更には、給油せず13時間の飛行も可能です。過去47年間で、最初で唯一の消火専門航空会社として、現在世界に市場を広げ、世界各地での消火活動に従事しています。
General Elecctric CT58ヘリコプターのジェットエンジンやメイン・トランスミッション、メインローター、その他S61機用の回転部品などの整備を専門に行うため、1997年にCoulson Aero Technologies Ltd.を設立。Coulson Aircrane航空隊の維持にかかる部品などコストダウンを計ると同時に、世界各地でニーズに応える整備サービスを提供しています。2007年にCoulson Aero Technologiesの資産は、CHC Helicopter Corporationに買収されました。CHC Helicopter Corporationは世界30カ国で原油や天然ガスの輸送を行っている会社で、この分野では世界で最も大きい市場を持っています。
1988年に小さな企業の付加価値を高める政策(16.1 Value-Added Small Business program)が導入されると同時に、C Mokko Manufacturing Ltd. とCoulson Manufacturing Ltdが設立され、Port Alberniで付加価値の高い木材製品のための製材工場を始めました。機械任せではなく、職人の手を加える事で最高のカットと良質な製材を可能にしています。世界市場が常に変化する中、日本と国内マーケットに巧みに適応し、ブリティッシュコロンビア州西海岸に育つウェスターン・レッドシダーのカスタムカットでは産業の先頭に立つまでに成長しました。
製品の価値を更に高め、一人一人のお客様や地元製材工場の注文に応えるため、1995年に新たに再製造工場、H M Processing Ltd. とCoulson Specialties Ltd.を設立。表面加工や剥離、粉砕、パッケージングなど、付加価値の高い製材技術を持っています。その後、2005年11月にCoulson Manufacturingと合併し、今ではCoulson Manufacturingの事業部として活動を続けております。
ウェアーハウザー社(Weyerhaeuser)が所有する65,000平方フィート(約70ha)のSomass Millworksの再開に応じて、Coulson Millworks Ltd. を2002年後半に設立。現在は主にアメリカ市場向けのシダー材横貼りサイディングを取り扱っています。再製材ラインに新しく、チョップラインとfinger-joint line加えました。2005年11月にCoulson Manufacturingと合併し、今ではCoulson Manufacturingの事業部として活動を続けております。
Executive Transport Airways Ltd.は2004年に設立。Helijet Internationalと共同で、9月から5月まで毎日バンクーバー・ビクトリア間のコミューター輸送を提供し、5月から9月の間はクィーンシャーロットアイランドのフィッシングロッジへのチャーター便を運行しています。
2007年にAlberni Valley Gaming Associationとの交渉を成立させ、Port AlberniにゲームセンターChances RimRockの建設を請負う事を決定しました。Coulson Forest Products Ltd.は25000平方フィート(約27ha)の巨大ゲームセンター建設のコントラクターとしてプロジェクトに参加しています。2007年9月から10年間、ゲームセンターの運営を担う事も決定しました。
どんな会社においても、未来の成功は過去の実績の賜物です。私達自身もCoulson Groupが今後どのように展開していくのかとても楽しみです。責任感、思いやり、誠実さと「成功する意欲」がCoulson Groupの企業理念です。